.バッテリーチェッカー(ML100)の導入
2011年5月に購入したディープサイクルバッテリー(SMF31MS-850)×2は導入から4年半経過し、今年の6m&Dでは、まさかのバッテリ切れのため、運用開始から12時間で運用終了を余儀なくされました。
新しいバッテリーを購入するか?サルフェーション除去してみるか?と悩んでいましたたが、ココをきっかけにバッテリーチェッカー(ML-100)を,Amazonで購入(7.7K円)しました。
バッテリチェッカーの測定は、バッテリーが車に接続されているか、バッテリーの型式(もしくはCCA値)を入力すると、4~5秒程度で、「電圧」「CCA値」「内部抵抗」「劣化状態」「充電容量」「総合評価」が出てきます。
■バッテリーチェッカーの信頼性
購入したバッテリーチェッカーで測定したら、データが変、、、(実は正常!理由は最後に)だったので、業務用のバッテリーチェッカー(日置電機バッテリハイテスタ3554)をお借りし比較してみました。
電圧 | ML-100 | 3554 | 差 |
バッテリ1 | 13.04V | 13.06V | -0.02V |
バッテリ2 | 12.92V | 12.95V | -0.03V |
内部抵抗 |
ML-100 | 3554 | 差 |
バッテリ1 | 4.7mΩ | 4.6mΩ | +0.1mΩ |
バッテリ2 | 4.9mΩ | 4.8mΩ | +0.1mΩ |
ごらんの通り、ML-100は簡易バッテリーチェッカーといっても、電圧、内部抵抗ともに業務用とまったく問題ないデータを出力している優れものであることを確認しました。
■バッテリーの現状診断
バッテリーの現状としては、バッテリーチェッカーの診断だと「Replace」と出てきます。このバッテリーのCCA値は仕様850Aとの比較(%)です。
電圧 | CCA | 内部抵抗 | 劣化状態 | 総合評価 | |
バッテリー1 | 13.04V | 630A (74%) | 4.7mΩ | 54% | Replace |
バッテリー2 | 12.92V | 605A (71%) | 4.9mΩ | 50% | Replace |
バッテリ交換の目安が70%と言われていますので微妙~ですね。
個人的な見解としては、CCA値とは-18℃環境での30秒間の瞬時電流なので、十数時間継続して使うラヂオの移動運用の環境とは全く違います。
先日のLet's A1クラブコンテストでも、6時間連続、50W運用しましたが、全く問題ありませんでした。
ただ、バッテリーが回復するのであれば、サルフェーション除去をやってみたいな~と漠然に思っています。
【おまけ】バッテリー端子の間違い (^_^;)
当初、バッテリーチェッカーで測定すると、内部抵抗40mΩ、CCA値0Aと表示されたため、バッテリーチェッカーの故障品をつかまされた~!?と思ったのですが、実績がある日置のバッテリーチェッカーでも異常値が出たので、調べたら根本的な間違いを発見しました。
このバッテリー(SMF31MS-850)には、プラス/マイナスに、鉛端子とステンレス端子の各2個が用意されています。ステンレス端子はネジが切ってあり、蝶ネジで留めて使っていますが、ここに「抵抗」を持っていました。
放電はステンレス端子の下部は鉛なので問題なかったのですが、充電はステンレス端子のみに接続していたため、ステンレス端子の抵抗付きで充電していました。4年半も気がつきませんでした。Hi..
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